保育園 お昼寝布団

保育園入園準備Q&A お昼寝布団の選び方を伝授!洗い替えは必要?

大切なお子様が保育園での昼寝時間を快適に過ごすためには、適切なお昼寝布団の選び方が非常に重要です。

初めて保育園の準備をする親御さんは、どの布団を選べばよいのか迷うのではないでしょうか。

私自身、慌てて安価な布団を選んだことを後悔しています😭

そうした経験を踏まえ、保育園でのお昼寝布団選びに役立つ情報をお届けします。


私は、元保育士であり、現役の保育園ママ(ママこばと)です。

洗い替えの有無や保育園での快適なお昼寝を過ごすための布団の選び方のポイントを伝授いたしますので、これから保育園に入園するお子様のための準備を始める親御さんは、ぜひ参考にしてください。

お昼寝布団の選び方

私が実際に使用してみて重要だと感じたポイントは以下の7つです。

  • 全てお洗濯OK
  • 持ち運び用の防水かばん付き
  • 敷布団の厚み
  • 綿100%
  • 四隅にずれ防止ひも付き
  • カバーの柄が異なる
  • 自分で選ぶ

これらのポイントを押さえることで、お子様にとって快適なお昼寝時間を提供することができます。

お昼寝は子どもの成長において欠かせない時間ですので、慎重に選んであげましょう!

全てお洗濯OK

最も重要なポイントは、お昼寝布団が「全てお洗濯可能」であること!

保育園で毎日使用されるお昼寝布団なので、週末は洗濯をして清潔に保つことが大切です。

毎週とは限りませんが、敷布団も定期的に洗濯することが望ましいです。


保育園の室内は空調で快適に保たれていますが、夏場は特に子どもたちは寝汗をよくかきます。

(中には、おねしょと間違えるほど汗を大量にかく子もいました。)

また、お昼寝中におねしょをすることもあります。

おねしょをした布団はかなり臭う

そのため、敷布団を含む全ての部分が洗濯できる布団を選ぶことは、必須のポイントです。

子どもの快適さと衛生を守るためにも、必ず敷布団や掛布団も洗濯可能なものを選びましょう。

持ち運び用のかばん付き

保育園への布団持ち運びを簡単にするため、防水機能付きのかばんが重宝します。

雨の日

私の娘が通う保育園では、金曜日に雨が降っている場合、布団の持ち帰りは自由なので、持ち帰らずに置いておくことができます。しかし、月曜日の朝に雨が降っていても、布団を持っていく必要があります。

雨の日も持ち運ぶ必要があるため、防水や撥水加工が施されたかばんがセットのものを選びましょう。

敷布団の厚み

適度な厚みがある敷布団は、体をしっかりと支え、快適な寝心地を提供します。

薄すぎる布団では床の硬さを直接感じてしまい、睡眠中の体への負担が大きくなります。

反対に、適度に厚みがある布団は体圧を均等に分散させ、快適な眠りをサポートします。

活動的な保育園で使用するお昼寝布団においては、子どもがリラックスして休息を取ることができるよう、質の良い敷布団を選ぶことが大切です。


もし兄弟がいる場合は、布団の持ち運びがより大変になります。

保育園に送った後で仕事に行くことを考えると、荷物の負担を減らしたい(軽量の布団)と思ってしまいますが、質の良い布団を選ぶことで子どもの昼寝の質を向上させることができます。

薄い布団では子どもが不快に感じるかもしれませんから、子どものためにも、しっかりとした布団を選びましょう。


私自身の経験から言うと、保育園への布団の持ち運びに関して、最初は少し大変に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば気にならなくなります。実際、保育園生活は始める前は長いように思えますが、振り返ってみるとあっという間に過ぎてしまうものです。

一方で、持ち運びを重視して薄い敷布団を選んだ結果、使い続けるうちにさらに薄くなり、後悔しました。

快適な睡眠環境を提供するためにも、最初から質の良い、適度な厚みのある布団を選ぶことが大切です。

綿100%

素材は肌に優しく、自然な綿100%を選ぶことがおすすめです。

綿100%が他の素材に比べて肌に優しいとされる理由はいくつかあります。

  1. 通気性:綿は空気を通しやすい構造をしているため、通気性が非常に良いです。これにより、汗をかいても素早く湿気を放出し、肌を乾燥させることができます。結果として、肌の刺激を減らし、快適さを保つことができます。
  2. 吸湿性:綿は水分をよく吸収する性質があります。汗をかいた時に、肌から湿気を吸い取り、肌を快適に保ちます。
  3. 肌触りの良さ:綿は自然な柔らかさを持っており、肌に優しい触感を提供します。摩擦や刺激が少ないため、敏感肌にも適しています。
  4. 低アレルギー性:化学繊維やその他の合成素材と比較して、綿は自然由来の素材であるため、アレルギー反応を引き起こす可能性が低いです。これは、敏感肌の人やアレルギー体質の人にとって重要なポイントです。
  5. 耐久性と洗濯のしやすさ:綿は耐久性があり、頻繁に洗濯しても品質が保たれる傾向にあります。清潔に保ちやすく、衛生的です。また、高温での洗濯や乾燥が可能な場合が多く、ダニや細菌を除去しやすいです。

綿は自然由来の繊維で、上記の特性を持つため、敏感肌を持つ人々や小さなお子様に特に推奨されています。

四隅にずれ防止ひも付き

お昼寝布団の中綿とカバーがずれないよう、四隅にずれ防止のためのひもとループが付いているものが望ましいでしょう。
なぜなら、子どもたちは自分で布団やカバーのずれを直すことが難しいからです。

保育士さんがずれを直してくれるのが理想ですが、常にそれに気が付くわけではなく、忙しさの中で見落とされる可能性もあります。

布団セット時にはひと手間かかりますが、ずれ防止ひもがあることで、子どもの快適な睡眠を保ち、同時に保育士さんの負担も軽減します。
したがって、お昼寝布団を選ぶ際は、子どもの快適性と保育士さんの作業負担を考慮して、ずれ防止機能付きのものを選択することが望ましいです。

カバーの柄が異なる

カバーの柄を異なるものにすることは、保育園でのお昼寝布団選びにおいて、意外と役立つポイントです。

異なる柄のカバーを使用することのメリットは以下の通り。

  1. 個別識別が容易:子どもたちの布団が多数ある場所では、カバーの柄が異なると、自分の布団を見つけやすくなります。これにより、他の子どもの布団と間違えるリスクが減少します。
  2. 布団の区別がしやすい:カバーに異なるデザインを使用すると、洗濯後の再セットアップ時に、掛布団と敷布団を迷わずに正しく区別できます。

①に関しては、子ども自身が自分の布団を簡単に見つけられる点や、持ち帰りの際に自分のものをすぐに識別できる利点があります。

保育園では、子どもたちは自分の布団を覚え、昼寝の時間には自分で自分の布団に行きます。しかし、友だちと同じ柄の布団だと間違えてしまうことがあります。友だちと異なる柄の布団を使用することで、間違えずに自分のタイミングで身体を休ませることができます。

他にも、しらこばと家で経験を例に挙げると、西松屋で購入したお昼寝布団を使用している家庭が他にもいたため、間違って他の家庭の布団を持ち帰ってしまったことがあります。

この「保育園あるある」への対処法として、タグに名前だけでなく子どもと確認したマークを記入したり、見えるところに印を付けています。

子ども自身が自分の持ち物を認識できる工夫をすると良いでしょう。

保育士が他児のものと間違えたり、他の子どもたちが誤って持ち帰ることを防ぐためにも有効です。

②については、敷布団と掛布団のカバーの柄を異なるものにすることのメリットです。

些細なことですが、忙しい保護者にとって時間を節約し、ストレスを軽減する助けとなります。

しらこばと家では、同じ柄のお昼寝布団を購入したので、タグに印を付けて対処しました。


このような小さな工夫が、日々の生活の中で大きな便利さをもたらし、保育園でのお昼寝時間をスムーズかつ快適に過ごすための一助となります。

自分で選ぶ

お昼寝布団やそのカバーを選ぶ際は、子どもの意見を尊重して選びましょう。

年齢に応じて、子どもが自分で選ぶことが難しい場合でも、子どもの好みを反映させるように心がけることが大切です。

好きな柄や色を選ぶことで、子どもは自分の布団に対して愛着を感じるようになり、それが自立心の育成にも繋がります。

選択肢が多すぎると迷ったり、予定外の物を選ばれる可能性があるので、選択肢を絞ってから選んもらうと良いでしょう。

さらに、自分で選んだ布団やカバーは、保育園で多くの友だちの持ち物がある中で、自分のものを認識しやすくなるという利点もあります。これは、子どもが自分の持ち物に対する責任感を持つ上で重要なステップとなります。

一緒に選ぶプロセスは、子どもの意思決定能力を養う良い機会でもあります。
選択できるかどうかは子どもの年齢や成長段階によって異なりますが、選ぶ過程で子どもに語りかけることは、子どもの自尊心を高め、親子のコミュニケーションを深める素晴らしい機会にもなります。

我が子の人生は我が子の人生

私が肝に銘じていることです。

自分自身に関わることは自分で決める(意見を尊重)習慣をつけることは大切なことだと思います。

布団のサイズ

保育園で使用するお昼寝布団のサイズに関しては、保育園によって指定がある場合もあります。

これは、保育園の保管スペースや布団の収納場所に適合するサイズでなければならないためです。

購入前に指定サイズがあるか保育園に確認しましょう。


しらこばと家で使用している布団のサイズは下記の通りです。

【サイズ】
掛布団カバーリングカバー:80×110cm
掛布団 中芯:79×109cm
敷布団カバーリングカバー:69×122cm
敷布団 中芯:67×120cm(厚さ:約2cm
まくらカバーリングカバー:26×38cm
まくら 中芯:23×35cm
キルトバッグ:42×70×14cm

※枕は使用していません。

西松屋で「キルトバッグ付きお昼寝布団7点セット」を3,779 円で購入しました。

価格を重視して選んだ結果、後悔が多いお昼寝布団となりました。


3歳児クラスでの使用は娘が小柄なためか問題を感じていませんが、子どもが成長するにつれて布団が小さいのではないかと少し心配しています。
もし保育園にサイズの指定がない場合、大きめの布団が寝心地良いでしょう。


持ち運びのしやすさと布団のサイズ、そして寝心地のバランスは選ぶ際の悩みどころです。

しかし、さまざまな商品を比較検討した結果、布団の大きさ自体は大きく変わらないので、敷布団の厚さが重要なチェックポイントになると感じました。

実際に使用してみて、購入した敷布団の厚さは約2cmで、寝心地が良くないことに気付きました。

以前勤めていた保育園で使用していた布団に比べると明らかに薄いです。

使い続けることでさらに薄くなり、もっと厚手の布団を購入すればよかったと後悔しています。

持ち運びは便利ですが、寝心地を考えると2cm以上の厚みがある方が望ましいです。

洗い替えの有無

お昼寝布団の洗い替えの必要性は、保育園の方針やお子様の年齢、そして家庭の事情によって異なります。

しらこばと家の場合、おもらしをしても保育園で布団を干して使用しているため、週末まで持ち帰らず、洗い替えは特に用意していません。

しかし、おねしょをした際に布団を持ち帰る必要が保育園の場合は、洗い替えが必要になるかもしれません。

洗い替えは必要?
通う保育園に確認しましょう。

0歳や1歳児クラスのお子様はオムツをしているため、おしっこが漏れることは少ないですが、オムツがずれたり、体調不良による嘔吐など、予期せぬ事態で布団が汚れる可能性はあります。


しらこばと家では、乾燥機付き洗濯機があるため、洗い替えがなくても対応できています。

このように、家庭によっては洗濯機の機能を活用して、洗い替えの必要性を最小限に抑えることが可能です。

結局のところ、保育園でのルールや子どもの状況、家庭での洗濯設備など、様々な要因を考慮して、洗い替えを用意するかどうかを決めることになります。

基本的には臨時の貸し出し用布団が用意されていると思うので、おそらく洗い替えの用意をすることはないでしょう。


合わせてお伝えしておきたいことがあります。

保育士はよく「午睡用のタオルケットや布団の名前がどこに書かれているのか分かりにくい」という問題に直面します。

担任は、日々の使用を通じて徐々に子どもたちの持ち物を覚えていきますが、フリーやパートの先生、あるいは担任であっても最初は、どの持ち物が誰のものかを特定するのに苦労します。

市販されている布団の場合、名前を記入するタグが見ずらい場所についていることが多いため、この点の改善が求められます。

お昼寝布団

画像のような場所に記名があると、名前を探すのに時間がかかります。

しらこばと家では、この問題に対処するために、Daisoで購入した太めのアイロンテープを使用し、見やすい場所に記名し直しました。

テープの太さが3.5cmあると、視認性が高まり、見やすくなります。

縫い付けるのではなく、アイロンで固定できるため、手間がかからずに済みますし、はがれることなく使用できています。

ぜひ、保育士の負担軽減となる記名をお願いします。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

お昼寝布団は、敷布団のみ洗濯できない商品もあるため、購入前に必ず確認しましょう

また、掛布団と敷布団のカバーが同じ柄のお昼寝布団が販売されていることが多いので、それも考慮に入れましょう。


私のおすすめするお昼寝布団は、紹介した全てのポイントを網羅した商品です。

ただし、この商品はすべて洗濯可能ですが、敷布団は手洗いが必要です。
これが唯一のデメリットかもしれません。

販売価格は7,990円なので、他の製品と比較しても満足度は高いと思います!

【おすすめポイント】
・幼児用敷きふとんは、2歳〜年長のお子さまの体をしっかり支える3層の中綿たっぷりボリューム!
・お肌に触れる部分はすべてふんわり優しい肌ざわりで綿100%
・敷布団まで全てお洗濯OK
・カバーはファスナー&ずれ防止ひも付
・持ち運びに便利な肩掛けタイプの撥水加工キャリーバッグ付き
・お名前チケット付き

ぜひチェックしてみてください。

10,780円と値段は上がりますが、敷布団も洗濯機での選択が可能な商品も販売されています。

長い目で見ると、あると便利な点です。

長期間使用するものだから、品質を優先すると後悔が少ないでしょう。

お昼寝布団選び重要事項

  • 全て洗濯が可能な布団
  • 持ち運びが便利な布団セット
  • 子どもの快適な睡眠を支える敷布団の厚み
  • 個性を反映するカバー選び
  • 肌に優しい素材選び

この情報が、お子様にとって最適なお昼寝布団を選ぶお手伝いをすることを願っています。

快適なお昼寝は、お子様の健やかな成長に欠かせない要素です。

これから保育園に入園するお子様の準備を始める親御さんは後悔のないお昼寝布団選びをしてください。

他にも保育園関連の準備情報をまとめておりますので、合わせてご覧ください。

しらこばと家では、名前スタンプは使用していません。

下記の記事にて、おすすめ記名ペンを紹介しています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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