出産経験談「ストローがあれば良かったなあ」

役に立つ情報って何だろうと最近よく妊娠中や出産のときのことを考えています。

意外と忘れているものです。

記録がてら体験談をお話したいと思います。

初めてのお産

初めての出産の感想は陣痛が痛すぎて、またこの痛みに耐えて2人目産むなんて考えられない!って思いました。

ですが、不思議とその痛みも忘れるものです。

そうでもしないと何人も産めないですよね。

 

妊娠中は悪阻が辛かったり、赤ちゃんが元気に育っているのか健診行って確認するまで心配でたまらなかったりしていました。

妊婦あるある

「健診の日が待ち遠しい」

「予定日のかなり前からそわそわ落ち着かない」

私は里帰りしていたので、母に「そんなすぐには産まれないわよー。」と笑われていました。

 

予定日間近の健診で子宮をぐりぐりされて悶絶。

あのめっちゃ痛いの何?!

「来週まだ産まれてなかったらまたやります。」って言われて、来週までに産んでやると勝手に決意しました。

その健診で「子宮口3cm開いてます。いつ陣痛きてもおかしくないです。」言われたのでそわそわMAX

それなのに、母は相変わらず「そんなすぐに産まれないわよー。」と余裕をかましていましたね。

結果、おっしゃる通りでした。

 

一人目の産休&里帰りということで時間に余裕もあり、毎日散歩していました。

これだけ動いていたら産まれるんじゃないか?と思っていましたが、産まれる気配なし。

オロナミンC飲んだり、焼き肉食べてみたけど効果なし。

ついには散歩にプラスしてスクワットと階段の上り下りを始めました。

 

そんなこんなして数日過ごしていたら、18時頃トイレへ行った際におしるしが出ました

母に「明日か明後日だね~。」と言われて、その日は就寝。

 

次の日、朝6時くらいに目が覚めたら、生理痛のような痛みがありました。

すぐさま母に「なんか痛い。」と報告。

母「始まったかな~。」と、さすがベテラン余裕です。

そこからアプリで痛みを計測開始。

 

パパこばとに連絡をしなきゃ。

出勤する前に陣痛が来るなんていい子だなーなんて思いながら電話。

 

電話

電話…

電話……

 

で な い ! !

 

おいおいおい~

予定日の前日だって言うのになぜ電話に出ない?!

こんなときにもいつも通りサイレントにして寝たのか?!イライラ

結局こっちからの電話には出ず、起きてから連絡がありました。

 

そうこうしているうちに12時頃には陣痛が強まり、そろそろ病院に連絡を入れた方がいいのかな?と思い始めていました。

確か8時くらいにはパパこばとから連絡があったはず。

車で2時間くらいかかりますが、呑気なパパこばとはまだ来ない。イライラ

母には「一人目はそんなに早く産まれないから。病院行っても早く来すぎて帰らされちゃうよ。」と言われ、こんなに痛いのにまだなのかと耐えていました。

 

「食べられなくなるから今のうちに食べておきな!」と、昼食を出されるもかなり痛くて辛かったです。

でも気合いで食べました。

これたぶん食べておいて正解。

長い闘いが始まります。

体力がいります。

もっと食べられなくなります。

 

食べ終わった頃に仕事を休んだパパこばと到着。

そろそろやばいんじゃないかって感じて、病院へ連絡。

それでも母は早いんじゃない?って顔をしていました。

 

13時頃に病院に到着。

パパこばとが車を止めに行っている間に病院の玄関で待っているのが辛い辛い。

ロビーからどうやって産科病棟まで行くのか、いや動けないわ!ってどんどん痛みでパニックになっていきました。

気が付いた警備員さんが車いすを持ってきてくれ、産科病棟まで移動したんだと思います。

必死過ぎて記憶が曖昧。

 

病棟着いて、受付で確認してる間にも陣痛の波がやってきます。

痛みが治まる間に移動するも陣痛がくると痛いのなんの。

「トイレ行けなくなるんで行っておきますか?」って看護師さんに言われて行ったけど、倒れるかと思いました。

 

子宮口確認したら10cm開いていたのかな?帰されることなくすぐに入院。

助産師さんに「これぐらいで来てくれると良いんだけどね。」って言われたけど、もう動くのもやっとなくらい痛かったです。

 

陣痛室で待つ時間の長いことなんの。

めちゃめちゃ痛いのに「まだです。」と言われます。

 

母にずっと腰をさすってもらっていました。

パパこばとに代わるとなんか違うのよね。

声を出すことすらできないくらい痛い。

ジェスチャーや最低限の言葉でそこじゃない、母に代わってと伝えていました。

 

何時に分娩室に移動したのか覚えてないけど、夕方なはず。

今思うとかなり長い時間さすってもらっていたんだな。

お母さんありがとう!

 

分娩室に移動するときに「立ってください。」って言われて、いや無理でしょってなりました。

こんなに痛いのに歩いて行くんかいって。

ベッドごと移動させてくれないのですね。

どこもそうなのかな?

 

分娩室移動したら、いよいよかと思ったけど、そこからがさらにやばい。

すっごい痛いのに「まだです。」と言われて、耐える。

 

先輩ママに「まだなのに(子宮口が開ききっていないのに)いきんじゃうと赤ちゃんに酸素がいかなくなっちゃって、赤ちゃんが苦しくなっちゃうから(脳へのダメージが心配)早くからいきんじゃだめだよ。」と聞いたことを思い出して耐える。

 

5人産んだ友人は「最後出す瞬間が気持ちいいよ。」って言っていたので、めちゃくちゃ痛かったけど「最後は気持ちいい」と頭の中で言い聞かせていました。

そうはいっても、とにかく痛くてパニック。

ずっと痛がってたら、助産師さんに「今は痛くないですよー。」って、冷たく言われました。

いや、優しかったのかもしれないけど、冷たく聞こえたのは何でだろう。

 

モニター見てると陣痛の波が分かります。

二人目(ひよこちゃん)のときはコロナ渦で、いよいよ産まれるってなるまでナースコール持たされて一人で耐えていました。

ずっと痛い訳ではないので、その瞬間をぐっと耐えましょう。

 

一人目(ことりちゃん)は痛すぎて叫んでいました。

二人目(ひよこちゃん)は無言で耐えるスタイル(他の分娩室から叫び声が聞こえました)。

 

そうそう、初めてのお産の思い出は助産師さんに乳首をつままれたこと。

最後の最後で「陣痛が強くならないね。」って言われて、いやいやめちゃくちゃ痛いですよって思っていたら助産師さんに乳首つままれました。

陣痛促進剤を使うのは正直不安ですが、え?乳首?!って衝撃でした。

これってあるあるなんですかね?

 

乳首つままれながら悶絶していたら、目の前でパパこばとが笑いをこらえていました。

命がけの出産現場ですよ。

ムッとしました。

 

乳首つままれながら激痛に耐えていたら、水風船が割れたかのようにパシャーと生暖かい感覚がして破水。

助産師さんの「いきみたくなったら言ってね。」の意味がラスト急に分かり、「いきみたい!」からの出産でした(19時くらい)。

ことりちゃんは頭が引っかかって、つるん!気持ちいいを感じられませんでした。

母子ともに無事であっとことが何よりですね。

 

この後は、痛いのは陣痛だけじゃないっとことを身をもって知っていく日々が始まります。

それも目の前にいる愛しい存在には代えられません。

陣痛は痛いですが、待ちに待った赤ちゃんと会える合図。

赤ちゃんも命がけで頑張っています。

 

今はコロナで立ち合いができず、不安なママたちが多いかと思います。

私もひよこちゃんは一人で産みましたが、でも一人じゃない。

先輩ママにもらった「痛い痛いと思わないで(痛みにとらわれないで)、赤ちゃんに一緒に頑張ろう、もうすぐ会えるよってポジティブに考えるといいよ

のアドバイスのおかげで、落ち着いて出産することができました。

 

私の経験によるとどこにも書いてない必要な持ち物はストロー!

ことりちゃんのときは立ち合いができたので、陣痛の合間にペットボトルにストローさして飲ませてもらっていました。

自分で飲む余裕はなかったです。

 

終わって見てビックリ。

私のベテラン母ちゃんはペットボトルのキャップに穴を開けてストローをさしてくれていました。

 

ひよこちゃんのときは一人きり。

陣痛室へ移動してから、分娩室に移動してお産を終えるまで何も口にできませんでした。

出産後「このまま様子見ます。」と30分くらい一人で待たされ、用意していたペットボトルを渡してもらいましたが、え?飲めないやん💦

上体を起こせないので、飲みたくても飲めませんでした😭

ことりちゃんのときを思い出して、ベテラン母ちゃんはさすがだったなーと思いました。

 

私は飲み物を飲む余裕すらありませんでしたが、ゼリー系の栄養補給するものもあると良いかもしれません。

体力勝負ですのでね。

出産を控えたママさん、赤ちゃん、ご家族の皆様を応援しています🍀



読んでいただきありがとうございました。

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