こんにちは、しらこばと家のママこばとです。
初めての出産は、わくわくと不安が入り混じることでしょう。
今回は、私の経験から出産に役立つアイテムをお伝えします。
お産は三者三葉ではありますが、出産の思い出も記録しているので参考になれば幸いです。
出産前の準備と待ち時間
妊娠中、悪阻の辛さや健診までの間に赤ちゃんの健康を心配する日々は、妊婦の皆様にとって共通の経験。健診の日が待ち遠しくて仕方がないのは、まさに妊婦あるあるです。
初めてのお産を控え、予定日のずっと前からもうそわそわ。
里帰りしていた私は、母に「そんなすぐには産まれないわよ」とよく笑われました。
予定日間近の健診では、子宮をグリグリされたときの痛みが衝撃的でした。
経験者ならわかるでしょうが、あれはとても痛いですよね。
「来週まだ産まれてなかったらまたやります。」と言われ、私は心の中で「来週までには絶対に産むぞ」と決意しました。
そして、「子宮口が3cm開いているので、いつ陣痛が来てもおかしくないです。」と言われたので、さらにそわそわするようになりました。
出産前は落ち着かない日々ですよね。
それでも母は「そんなすぐに産まれないわよ。」といつも通りの余裕を見せていましたが、結果的に母の言った通りでした。
自然の流れに身を任せ、赤ちゃんがこの世に生まれてくるタイミングを静かに待ちましょう。
一人目の産休中は時間に余裕があり、出産に備えて毎日散歩を心がけていました。
これだけ動いていれば、いつでも産まれるんじゃないかと思いましたが、予定日が近づいてもなかなかその時は来ませんでした。
そこで、友人から聞いた出産を早めるジンクス、オロナミンCを試し、焼き肉を食べてみましたが、効果は無し。
最終的には、散歩に加えてスクワットや階段の上り下りも始めました。
出産を早めるジンクス
私が試した出産を早めるためのジンクスは5つ。
- ウォーキング
- 階段の上り下り
- スクワット
- 焼き肉
- オロナミンC
長女妊娠中はこれらを試し、予定日の前日の出産しました。
ウォーキング、階段の上り下り、スクワットは効果が期待できました🌟
一方で、焼き肉とオロナミンCについては気休め程度かもしれません。
初めての出産の感想は?「陣痛が痛すぎる!」
初めての出産は、予想をはるかに超える痛みでした。そんな痛みに耐えてまた産むなんて考えられませんでしたが、時間が経つと不思議とその記憶は薄れます。これが自然の摂理なのでしょう。
陣痛が始まる
予定日の前々日、夕方18時頃にトイレでおしるしを発見しました。
母に「明日か明後日だね。」と言われ、出産に備えてその日は少し落ち着かない夜を過ごしました。
翌朝6時頃、生理痛のような痛みで目が覚め、すぐに母に報告。
母に「始まったかな。」と言われました。
初めてのお産前は、実際に陣痛の痛みがどのようなものか疑問に思っていましたが、始まりが生理痛に似た痛みだったので、「これが陣痛か!」と気づいた瞬間、すぐに理解できました。
アプリで痛みを計測開始!
出勤する前に陣痛が始まったので、タイミングの良い子だなと感謝しながらパパこばとに電話をかけました。
しかし、睡眠を大事にするパパこばとは、おそらくマナーモードにして就寝しているため気付きません。
予定日の前日なのにいつでも電話にでられるようにしておいてよ!と腹が立ちました。
結局、電話には出ず、起きてから連絡がありました。
病院へ
昼の12時頃には陣痛が強まり、そろそろ病院へ連絡する時が来たと感じましたが、パパこばとはなかなか到着しませんでした。
8時頃に連絡があり、車で片道2時間程かかります。
痛みが増す一方で、彼の呑気さにはイライラが募りました。
母に「一人目はそんなに早く産まれないから。早く病院へ行っても帰らされちゃうよ。」と言われ、こんなに痛いのにまだ自宅待機なの?と半信半疑で耐えていました。
「食べられなくなるから今のうちに食べておきなさい。」と、出された昼食を気合いで食べました。
これは本当に食べておいて本当に正解でした。
昼食は、これからの長い出産に備えて必要なエネルギーを与えてくれました。
出産は体力を要する長い戦い。
食べられる時にしっかりと栄養を摂取しておくことが大切です!
食べ終わった頃、ようやく仕事を休んで駆けつけたパパこばとが到着しました。
母はまだ早いのではないかと心配していましたが、すぐに病院へ連絡を取り、13時頃には病院に到着。
パパこばとが車を止めている間、私は病院の玄関で一人待機していました。
痛みは増々強まり、産科病棟までどうにかたどり着けるか心配しましたが、警備員さんが気付いて車いすを用意してくれました。
陣痛が痛過ぎて記憶が曖昧なところもあります。
病棟に到着して受付を済ませている間も、陣痛の波は次々と襲ってきました。
痛みが一時的に治まる間に位置を変え、再び陣痛が襲うと、その痛みで動けなくなるのを繰り返し。
看護師さんが「トイレに行けなくなる前に行っておきますか?」と声をかけてくれたのでトイレに行きましたが、倒れそうになるほど辛かったです。
子宮口を調べたところ、10cm開いており、即座に入院となりました。
助産師さんからは「このタイミングで来てくれると助かる」と言われましたが、もはや動くことも困難なほどの激痛でした。
出産時には、食べ物を食べることが難しくなります。
\長時間の出産の備え、ゼリータイプの栄養補助食品がとても役立ちます!/
出産の苦闘
陣痛室での待機は長く、痛みは想像を超えるものでした。
信じられないくらい痛いのに「まだです。」と何度も言われ、まともに話すことすらできません。
母が力強く腰をさすってくれるおかげで、何とかその場を耐え忍ぶことができました。
一方、パパこばとに交代すると何となく感じが違い、夫はその場にいるだけでした。
分娩室に移動したのはおそらく夕方頃。
思い返すと、とても長い時間を陣痛室で母にさすってもらっていたのだと気付きました。
分娩室への移動の際、看護師さんに「立ってください」と言われたときは驚きました。
ベッドごと移動させてはもらえず、 支えられながらなんとか分娩室へ移動。
分娩台に横になった時、「いよいよ出産!」と思いましたが、そこからがさらに過酷でした。
痛みはどんどん強まり、看護師からは何度も「まだです」と言われ、耐え忍ぶしかありませんでした。
「子宮口が完全に開くまでいきんではいけない。いきむと赤ちゃんが酸素を得られず、産道を通れなくなり脳にダメージを与える可能性があるから。」
先輩ママから聞いたアドバイスが、どれほど辛くてもいきみたくなる衝動を抑えるのに役立ちました。
また、5人の出産経験のある友人から聞いた「最後出す瞬間が気持ちいい」という言葉を繰り返し自分に言い聞かせていました。
しかし、現実は想像を絶する痛みで次第にパニックに陥り、助産師さんに「今は痛くないですよ」と淡々と告げられました。
忘れられない出産体験
初めての出産で最も印象深かったのは、助産師さんに乳首をつままれたことです。
最後の最後で「陣痛が強くならないね。」と言われて、内心とてつもなく痛いですと思っていたら、助産師さんに乳首つままれました。
陣痛促進剤に対する不安はありましたが、この行動は衝撃的でした。
不思議なことに、この刺激で陣痛が急に強まりました。
パパこばとは、悶絶する私を見て笑いをこらえており、その様子には腹が立ちました
痛みに耐えていると、突然の破水。
水風船が割れたかのような感覚で、生暖かい水がバシャーっと広がりました。
その瞬間、助産師さんが「いきみたくなったら言ってね」と言った意味が直感的に理解でき、「いきみたい!」と感じ、本格的な出産が始まりました。
その日の19時頃、新しい生命を迎えることができました。
少しだけ残念だったのは、長女の出産時、赤ちゃんの頭が引っかかってしまい、「つるん!気持ちいい」という感覚を味わうことができなかったことです。
もちろん、母子ともに無事で、それが何よりの幸せです。
そして出産後は、陣痛だけが痛いわけではないことを知りました。
ただ、それも目の前にいる愛しい存在には代えられません。
出産中の苦労と対策
次女の出産時はコロナウイルスの影響で立ち合いができず、一人で時間が多く、静かに耐えた思い出があります。
満月の日で、他の方の出産と重なり、力む直前までナースコール持ちながら一人で耐えました。
長女は痛すぎて声が出ましたが、意外にも次女は無言で耐えきることができました(他の分娩室から叫び声が聞こえました)。
モニター見てると陣痛の波が分かります。
ずっと痛い訳ではないので、その瞬間をぐっと耐えましょう。
陣痛は想像を絶する痛みですが、それは待ち望んだ赤ちゃんとの出会いへの合図でもあります。
赤ちゃんも生まれるために一生懸命に頑張っています。
痛みにとらわれず、「もうすぐ赤ちゃんに会える」と前向きに考えることで、より落ち着いて出産に臨むことができます。
意識を痛みに向けるのではなく、一緒に頑張ろうとポジティブな気持ちを持つことを心がけることが大切です!
出産後の反省と学び
長女ことりちゃんは立ち合い出産で、陣痛の合間に家族がペットボトルにストローをさして水分を補給してくれました。
しかし、次女の出産では立ち合いが禁止され、陣痛室から分娩室、そして病室に移るまでの間、何も口にすることができませんでした。
出産直後は「このまま様子を見ます。」と、30分ほど一人で待たされたときに、用意したペットボトルがあるにも関わらず、一人で上体を起こせないので飲むことができませんでした。
ペットボトル用ストローキャップは必須アイテム!
出産は予想以上の体力を要するため、適切な準備が非常に重要です。
私の経験から、痛みを和らげるためのテニスボール、栄養補給のためのゼリータイプの食品、そして水分補給のためのペットボトル用ストローキャップを用意することを強くおすすめします。
テニスボールは痛みの軽減に効果的!
ペットボトル用ストローキャップは、寝たままでも水分を摂取できるため、非常に便利です。
また、食事がとれない時でも、ゼリータイプの栄養補給食品なら簡単にエネルギー補給が可能です。
・ウイダーインゼリー
・テニスボール
骨盤ベルトは産後も必須!
出産後の体は、特に骨盤周りが大きく変化しています。
そのため、骨盤ベルトの着用は産後の腰痛を予防し、骨盤の回復をサポートするために非常に効果的です。
骨盤ベルトは、骨盤の安定を助け、不快な痛みを軽減します。
産後は体の回復を優先させ、適切なサポートを利用することが重要です。
毎日の着用を心がけ、健康的な産後回復を目指しましょう。
出産を控えているすべてのママたちへ、あなたは一人ではありません。
出産は体力だけでなく、精神力も必要ですが、その苦労のすべてが愛しい我が子との出会いへと繋がっています。
備えと前向きな気持ちで、人生の大切な瞬間を乗り切りましょう。
子育てについて、三郷市のこと、コストコ購入品や絵本など随時、Xでポストしておりますので、ぜひフォローをお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。